[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[jfriends-ml 11106] Re: エンタープラ イズ統合パターンのセミナー( Re: J2EE の基礎は分散システム)



吉村さん:

ちょうどこちらで非同期メッセージアーキテクチャについて議論が
されているようでしたので、タイミング的にぴったりと思い
紹介させていただきました :-)

もう一つの講演である RAS についても、現在 OMG で標準化作業中で
要注目な仕様と思っています。標準仕様として策定された後には、
各開発環境が当たり前のように RAS に対応して、ネットワーク上での
パターンなどの部品流通もまた RAS を基本とする状況になるのかも、
と思っています。

RAS に関しては、ご紹介のページのほかに、講演者 Larsen 氏の
下記のインタビュー記事も参考となるかと思います。
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/devs/interview01/interview01.html

2年前の記事ですから、今回のセミナーではその後の経過状況など
について詳しくお聞きできるものと思います。

ご都合がつくようでしたら、是非ご参加いただければ幸いです。
宜しくお願いします。

--
鷲崎 弘宜 ( washizaki@xxxxxxxxx , http://www.washizaki.net/ )


> 吉村です。
>
> セミナー情報どうもありがとうございます。>鷲崎さん
> # 正直タイミング良すぎてびっくりしました(笑)。
>
> 楽しそうなセミナーですね。
> 同時公演されるRAS(Reusable Asset Specification)も注目仕様ですね。
> RASに関しては最近ITPROで次のような記事を見ました。
>
>   ソフト再利用を“RAS”で実践――EJBコンソーシアムの研究会から
>   http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/J2EE/20040330/1/
>
> 可能な限り参加してみるつもりです。
>
> 以上です。
>
> --- Hironori Washizaki <washi@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> からのメッセージ:
>
>>吉村さん、皆様:
>>
>>鷲崎です。読書会は「Java言語の格言」以来ご無沙汰しています。
>>
>>
>>>あと、気になっていてあまり読めていないのは次の2冊です(山積みにな
>>>っているのは2冊だけではないんですが)。
>>>
>>>Webシステムのデザインパターン
>>>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798102490/249-5470264-5472357
>>>
>>>Enterprise Integration Patterns(洋書)
>>>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0321200683/249-5470264-5472357
>>
>>上記『Enterprise Integration Patterns』の著者 Gregor Hohpe 氏をお招き
>>して、「ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー」(4月20日、無料)
>>が開催されますので、ご都合がつきましたら是非ご参加ください。
>>
>>Hophe 氏からは、非同期メッセージアーキテクチャの長所を生かした解決策を
>>提供するエンタープライズ統合パターンについてご講演いただきます。
>>重複して受け取られましたらご容赦下さい。皆様のご参加をお待ちしております。
>>
>>--
>>鷲崎 弘宜 ( washizaki@xxxxxxxxx , http://www.washizaki.net/ )
>>
>>==========================================================================
>>
>>■ ソフトウェア再利用とパターンに関する特別セミナー
>>http://patterns-wg.fuka.info.waseda.ac.jp/ps2004.html
>>
>>情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループは、
>>Grant Larsen 氏と Gregor Hohpe 氏をお招きして、ソフトウェア再利用と
>>ソフトウェアパターンに関するセミナーを開催いたします。 セミナーでは
>>Larsen 氏に再利用可能アセット仕様について講演していただきます。また、
>>Hohpe 氏にエンタープライズ統合パターンについて講演していただきます。
>>両講演を通じて、 エンタープライズ統合のあり方とソフトウェアパターン、
>>および、ソフトウェア再利用全般にわたるトピックスをお届けします。
>>
>>講演は英語で行なわれますが、質疑は日本語/英語のどちらでも行なって
>>いただけます。 事前申込み不要,参加無料です。 是非皆さんの積極的な
>>ご参加をお願いします。連絡事項や配布資料等がある場合もありますので
>>パターン WG のホームページを適宜アクセスされることをお勧めします。
>>
>>日時: 2004 年 4 月 20 日(火) 19:00 - 20:50 (18:30 開場)
>>会場: 日本アイ・ビー・エム(株)箱崎事業所 1階 AVルーム(ロビー・フロア奥)
>>      http://www-6.ibm.com/jp/ibm/map/hakozaki.html
>>主催: 情報処理学会ソフトウェア工学研究会パターンワーキンググループ
>>参加費: 無料
>>参加方法: 事前の申し込みは不要です。直接、会場にお越しください。
>>備考: ※当日のスケジュールは、変更される可能性があります。
>>照会先: patterns-wg-seminar@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
>>
>>プログラム:
>>
>>基調講演(1) 19:05-19:50
>>
>>題名: "Reusable Asset Specification"
>>講演者: Grant Larsen (IBM Rational)
>>
>>再利用可能アセット仕様(Reusable Asset Specification: RAS)の概要と
>>基本構造、ツールによる実装イメージや OMG (オブジェクトマネージメント
>>グループ) に提出している標準化案の状況などを紹介します。また、RAS
>>におけるソフトウェアパターンの扱いについても言及します。RAS は、様々
>>な再利用可能ソフトウェア資産(例えばコンポーネント、フレームワーク、
>>パターン)の仕様を記述し運用するための枠組みです。IBM Rational は、
>>RAS を活用するためのソフトウェア開発プロセスとしてアセットベース開発
>>を提案しています。 RAS は現在 OMG に提出され、標準としての審査を受けて
>>いる段階です。
>>
>>Grant Larsen 氏は IBM Rational における再利用戦略のディレクターです。
>>彼はソフトウェア開発アクティビティを促進するために、再利用可能アセット
>>仕様を策定し、その技術を実践に結びつける活動を行っています。
>>彼は、UML の仕様策定に初期段階から参画しました。
>>
>>基調講演(2) 20:00-20:45
>>
>>題名: "Enterprise Integration Patterns"
>>講演者: Gregor Hohpe (ThoughtWorks, Inc.)
>>
>>アプリケーションシステムやデータを統合してエンタープライズシステムを
>>構築するためのノウハウであるエンタープライズ統合パターンランゲージを
>>紹介します。エンタープライズ統合パターンランゲージは、数多くの技術を
>>駆使する必要のある大規模なシステム統合の問題を整理し、非同期メッセージ
>>アーキテクチャの長所を生かした解決策を提供します。標準的な数多くの
>>システム統合化ツール(例えば IBM WebSphere MQ, TIBCO, Vitria, SeeBeyond,
>>Java Message Service, Microsoft Messaging, Microsoft Message Queuing,
>>Web サービスなど)で、このパターンランゲージが利用できます。
>>
>>Gregor Hohpe 氏は、ThoughtWorks, Inc. においてエンタープライズ統合の
>>実践を主導しています。彼は、顧客のための大規模なエンタープライズ
>>システムの統合の実践経験に基づいて、エンタープライズ統合や Web サービス、
>>サービス指向アーキテクチャについて数々の論文と記事を発表しています。
>>彼は、Webサイト http://www.eaipatterns.com/ を運営しています。著書に、
>>Martin Fowler 署名シリーズの1つである『Enterprise Integration Patterns』
>>(Addison-Wesley, 2003) 、および、『Enterprise Solution Patterns using
>>Microsoft .NET』 (MS Press, 2003) があります。
>>
>>コーディネータ:
>>羽生田栄一(豆蔵)、榊原彰(日本アイ・ビー・エム)、鷲崎弘宜(国立情報学研究所)
>>
>>==========================================================================