読書会(The Art of Multiprocessor Programming)第7回議事録

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「The Art of Multiprocessor Programming」を読む会 第7回 議事録
日時: 2011年2月26日(土) 10:00-17:00
場所: てくのかわさき 第4研修室
参加者: 吉本、今井、門脇、村山、高橋(徹)、遠藤、高橋(智)、小棚木(書記)

p375. 14.4.2 アルゴリズムの詳細 〜 p.422 16.5の直前

Figure 14.13の retry ラベルはいらないのではないか?
ラベルの記述位置は任意? ループの直前?
→ 言語仕様ではラベルの後にステートメント
→ ループ以外もOK?
→ ループ以外のステートメントへのラベル指定は、break, continuteでコンパイルエラーになる。(言語仕様 14.16 continue文)

p388 15.2 配列ベースの有界プライオリティキュー
Binは第11章のスタックアルゴリズムを使ってロックフリー方式で実装できるとあるが、スタックだと最初のデータが取り出せないのではないか?

p395 下から3行目 「右の子が空であるが、左の子の優先順位のほうが高いという場合」は「右の子が空であるか、左の子の優先順位のほうが高いという場合」の間違い。(OR演算である)

宿題:静止一貫性とは何か?を簡単に説明する。
宿題:Figure 15.16を写経し、実行結果を確認する。

P416
T1/TP=Θ(P)である場合、計算の性能は線形に向上する。
原文によるとここは結論ではなく定義である。
→  T1/TP=Θ(P)である場合、計算の性能は線形に向上すると定義する。

A1(n) = Θ(n^2) なのはわかるが、どういう展開でそういう結論になるのだろうか?説明が足りない。

次回、p422 16.5 ワークスティーリングデキュー から


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