読書会(Javaスレッドプログラミング)第10回議事録
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「Javaスレッドプログラミングを読む会」第10回
日時:2001/9/29 10:00-17:00
場所:株式会社ストーンシステム会議スペース
参加者:石黒さん、高橋(智)
朗読者:石黒さん
書記:高橋(智)
はじめに
今回は、たった二人だけでの開催となりました。ひじょーに寂しい...。
確かに難しい内容ですが、みなさん気軽に参加してみませんか?
本日の範囲は、P297からP344までですが、前半部分は理解するのが滅茶
苦茶難しかった。後半部分はスレッド一般の話がつづきかなりやさしい内容
だった(と思う)。
P297
attemptメソッドの意味(動作)が、クラス定義だけではちょっとわかりづらい
のではないか? 何をattemptするの?
P298
許可数を定義しているが、intではなくlongにしている。これまでのJava
Programmingにおいて、あまりlongを使ってこなかったような気がする。
P299
releaseメソッドだけが、synchronizedで宣言されているが、ほかのメソッド
のようにsynchronized(this)としたほうがよいのではないか?
Semaphoreクラスを利用するクライアントコードの例を挙げて欲しかった。
P301
上から三つ目の■の「waitメカニズム」とは、どのようなものを意味している
のかわかりづらい。単にwait()メソッドのこと?
P302
図で、HostとHelperが相互に参照しているが、このような設計にするものなの?
シグナルの見過ごしということが述べられているが、このような体験をしたこ
とがない気がする。確かに気をつけてコーディングしているけど。
P304
notifyオペレーションのコストが徐々に下がっているというのは、JVMの実装が
よくなっているということなのか?
BoundedBufferWithDelegatesクラスはそのまま使えそう!!
P306
「明らかに危険なコード」と述べられているが、特に問題のありそうな気がし
ない。本当に危険になのか?
P310
enqueueメソッドの意味がわからない。履歴の機能とはいったい何なのか?
P311
下から4行分くらいの「多くの...」の意味がゼンゼンわからない。ひょっとして
日本語訳の問題なのかな?
FIFOセマフォクラスもそのまま使えそう!!
お昼ごはん
石黒さんと、近所のベトナム料理屋さんに入りました。麺類のセットを頼みま
したが、とても美味しかったです。
P315 スレッドの生成
アクターとは、「自立的で、アクティブな、プロセスに類似したオブジェクト」
である。
でも、タスクとアクターもたいして違いはない。
P316
上から6行目の「タスクベースのシステムでは...」から始まる4行分の意味が
わからない。
P318
一つ目の■の「オプション」の意味がわからない。日本語訳の問題なのか?
二つ目の■の「コンポーネントのネットワーク」の意味がわからない。
五つ目の■の「CPS」の意味がわからない。
P319
1行目の「パラレル処理」の意味がわからない
P320, 321
ここで紹介されている6つの形態は、非常によく理解できる、わかりやすい分類
である。
P324
Threadクラスに直接依存しているので問題になるというのは、どういうことな
のかわからない
P329
下から一つ目の■の意味がわからない。日本語訳の問題なのか?
P330
バックプレッシャーの意味がわからない
P333
「単一スレッドルール」とあるが、このような用語が存在しているのか?
P334
invokeLaterよりも、invokeAndWaitのほうが使い勝手か良いと思うのだが、
いかがでしょうか?
P336
マルチメディア同期とはどのようなものをいうのか?
P340
IOEventTaskクラスの意味が理解できない。クライアントのコードがあればい
いのに...
さいごに
今回突入した第4章は、いままでよりも理解しやすい内容であると思います。
次回の読書会は参加者が増えるとうれしいなぁ。
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