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[jfriends-ml 11306] 議事録 UML モデリングの本質 第2回 (案)
上手です。
遅くなりましたが、議事録案です。コメントお願い致します。
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議事録 UMLモデリングの本質 第2回(案)
日時 :04/07/31
場所 :川崎市 武蔵小杉
出席者(座席順)合計22名
#過不足が有るかもしれません。
家永、宮本、坂本、西野、片平、深津、山下、遠藤、大崎、吉村、
高橋(智)、中村、根本、東川、高橋(徹)、
村山、村上、角田、上手、吉本、家永、鈴木
読上:西野、高橋(智)、中村 書記:上手
10:05- 開始
自己紹介
10:20- 読書開始
Q P54L(行)3 「破線のグループ化」は、UMLの仕様?
A そのようだ
Q P53図9 クラス「顧客」の中に「重要顧客」のインスタンスAがあるのはあいまいでは?
Q クラス「顧客」の中に(補集合のインスタンス)Eがあればいいという質問か?
A オデール(Odell)のクラス図の記法を下敷きに話しているようだ。
クラスの内部に完全区画、不完全区画(補集合のないもの)が書かれる。
Q 2.2.7 型とクラスの違い、の3行目、
「全ての属性や操作を明示しているわけではない」の意味は?
A 分析の話では?
A 型の方が範囲が広い
A UML以外の(別のオブジェクト指向モデリングの)知識を前提にしている議論のようだ。
Q P61の名刺抽出法以外の方法はあるのか?
A 名刺抽出法は、かなり古い手法だ。
A CRCカードとかポストイットのKJ法などもある。
A 名刺抽出法だと、エンティティ(モデル)でなく、ビューばかり出てきてしまう。
Q ユースケースとモデリングはどちらが先?
A ドメインモデリングの方が先では?
Q ドメインって?
A 問題領域と訳すのが定番
Q 要件定義のキーマンはどうやって見つけるの?
A 皆がその人の発言を引く(参照)ような人
A KJ法なんかやっている時に主導する人
Q 大きなシステムのクラス数は?
A 数千位はいくのではないか。
A 分析(エンティテイレベルと、MVCレベルの2つ)、設計、実装レベルで異なる
A メトリクスも重要だ。OGISで提供していたJMAなどで測れる(平澤作?)
A Eclipseのプラグインのマッケーブ(循環的複雑度を測る)もある。
http://www.linkclub.or.jp/~tumibito/soft-an/metrics/mccabe.html
http://eclipsewiki.net/eclipse/index.php?%A5%E1%A5%C8%A5%EA%A5%AF%A5%B9%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3
http://kino.mine.nu/pukiwiki/index.php?Java%2F%A5%BD%A1%BC%A5%B9%A5%B3%A1%BC%A5%C9%A4%CE%B9%D4%BF%F4%A4%F2%BF%F4%A4%A8%
A4%EB
Q 図2-16 XORの破線の意味は
A −>宿題
Q P64L15 スーパークラスを設ける度に、このことを確認する習慣・・・の意味は?
A 親クラス間の関連は子クラスにも継承される、ので、どんどん関係が広がっていく。
つまり、スーパークラスを導入してきれいなクラス図にすると、
細かな条件が飛んでしまうので注意しよう。ちゃんと制約に書いて残しておこう、ということ。
Q 下からL2 「ノートで書く」というのは?
A 後でちゃんと制約で書き直すのだろう。
Q P66L4 <<動的>>ステレオタイプは、著者独自の用語?
A −>著者に聞く
Q P66L最後 ロールをクラスにすると一つのオブジェクトが複数のクラスの属する、とは?
A 教職員が夜は学生になる、といった例が考えられる
Q P68 注10 XORはいるのか?
A 必要。無いと、一つの貸し出しが、2つの会員と関連がある事例が発生してしまう。
A 慣れた人にとっても、クラス図は微妙な問題が発生して、難しい。
Q P70で、ユースケースについて、「方法の一つが目的の階層構造をつくることだ」
という記述があるが、これは何がいいたいの?
A 要求を分析する際に、ユースケースに目的ベースの構造や階層化を盛り込めということでは
ないか。
A 確かに、P71のユースケース図を見ると、図書館システムは「事務員向けシステムだ」とわかる。
Q ユースケースの管理はどうしているのか?
A 顧客に承認をもらうものだけ、版管理している。
A コーバーンのユースケース本の、海面の部分まで管理している。
A 開発部門の内部ユースケースは、きちんと管理はしていない。
A 粒度をそろえることも大事だ。
Q ユースケースは必ずつくるのか?
A どんな形でもいいのではないか。
A DBCスタイルのユースケースはMeyerが提唱したDBC(契約による設計:Desighn By Contract)
がユースケースに取り入れられたもので、厳密に要件を定義しようという主張。
Q P84L下から4 「もの--こと--もの」とは?
A P48参照。
A ことはイベントかな
A マスター -- トランザクション -- マスタかも。
(この項は休み時間の会話)
Q P89の図2-33 駅--運賃--乗車券、のモデルは冗長な感じ。重複した線が多すぎる
A 運賃計算って、単なる機能のような気もする
Q 多重分類はどこから来てるの?
A 制御系の大家の手法、シェラーメラー法から。
次回、溝口 8/21
(以上)