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[jfriends-ml 11347] Re: 「 UML モデリングの本質」を読 む会第3回議事録



  山本と申します。
読書会には参加していませんが、
MLの話題は、家で本を読むときの良い参考になっています。


根本さん・上手さんのモデリングの内容を質問したかったのですが、、、


>   図4.5 なぜ金額が1行なのか、これはModelではないのか Viewでは貸し方、
>   借り方分離で見ればいいのではないのか。

> > ということで、同一属性のデータなのだから、モデルとしては同一スキーマに集
約
> > し、
> > 借り方、貸し方の分離は、はあくまでビューとしての表現形式の問題でしかな
い。
> > という結論に持っていった、と理解しております。
>
 根本さんのモデルの場合、同一クラスに「貸し方科目」「借り方科目」
を持たせるイメージになるのでしょうか?

 でもそれだと、
      貸方     |     借方
---------------------------------
現金   \50,000 | 商品  \950,000
売掛金  \50,000 | 売上    \50,000
(\950,000分の在庫を売って\50,000儲かったが、半分は現金、半分は掛金にし
た。)

みたいな取引は扱えないと思います。
会計取引は、勘定科目をModelとした場合にはViewではないでしょうか?



> 経理の世界では複式簿記が憲法なのだから、モデルは、これとのインターフェー
> スを取る方向で進めた方が良いのではないか。

> 旧勘定取引パターンを汎用的なトランザクションパターンとするのは問題ない。
> しかし、借方、貸方は経理ドメインモデルの本質であるので、この複式簿記モデ
> ルとトランザクションパターン(旧勘定取引パターン)のインターフェースをと
> て、ビューとしてトランザクションパターンとして見せてやればいい、と主張し
> ました。
>
> つまり、勘定取引パターンのプラス、マイナスが2重の意味に使われていること
> の回避です。貸方、借方 : +、- に使われており非合理的。
>

 図4-5(b)のノートが重要なのではないでしょうか?

 つまり、貸方、借方 : +、- と便宜的に決めておくことにより、
貸方、借方の合計金額が一致しているかを判別するのが簡単になる。
(会計システムとして、貸方・借方が一致しないのは致命傷ですから、、、)

 B/S.P/Lともマイナスを入力することはありえないので、
+は、貸方(収益)-は、借方(損失)と決めても混乱は起きないと思います。


> > >
> > > 経理の世界でどうであろうと,そんなものは人間が扱うための
> > > ルールにすぎません.所詮は昔のルール.機械が扱うためのルール
> > > とは無関係で,考慮するに値しません.
>
 機械のルールか、人間ルールかが問題ではなくて
実装できるか、出来ないかが問題だと思うのですが、、、



以上、読書会に出てないので的外れな質問・指摘でしたら申し訳ありません。